スタンディングデスクを1年半使ってみた感想と身に起きた変化

筆者は、かれこれ１年半スタンディングデスクを使う生活を続けています。だいたい１日に7～10時間は、座らずに作業をしているのですが、特に不調も無く、気分よく仕事や勉強ができています。

ここでは、1年半スタンディングデスクを使ってみた感想・メリット・デメリットを共有しています。導入を検討しているあなた、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1年半スタンディングデスクを使ってみた

あなたと同様に、筆者も1年半前までは座るタイプのデスクを使っていました。特に学生時代は、背丈に合わない塾の机に張り付いていました。習い事で舞台舞踊をしていたので、もともと姿勢は良い方だったのですが、それでも肩こりや偏頭痛にも悩まされていました。パソコンの仕事をするようになり、今度は腰痛が起こりました。

このように、座るタイプのデスクを使っていたときは、頭・首・腰に関連する不調が多く、受験シーズンには病院にかかるほどでした。

ところが1年半前、スタンディングデスクを知り、試しに使ってみたところ「どこも痛くない！肩も重くならない！」ことに気づき、どっぷりはまりました。自作などの試行錯誤をして、今に至ります。

ここで、1年半スタンディングデスクを使ってみて感じたメリット・デメリットをポイントでご紹介します。

メリット

スタンディングデスクを使ってみて分かったことは、立っている方が集中できるということ。多少眠いときも、立って寝るわけにはいかないので、不意な寝落ちも無くなりました。また、どうしても「疲れた・眠たい」と思ったときは、明確な理由を持って「座ろう」となるので、仕事にメリハリが付きます。

また、立位状態は下半身の筋肉を使うので、スタンディングデスクを使うことでお尻や太ももの筋肉が減るのを防ぐことができます。つまり、太りにくい体を保てるということ。

また、コーヒーを買いに行ったりなどの移動をするときに、いちいち立ち上がらなくても良いのでとても楽です。

デメリット

スタンディングデスク自体のデメリットというよりかは、立ち続けることへのデメリットが中心です。

スタンディングデスクを使い始めたとき、足の裏がけっこう痛かったのを記憶しています。ですが、気にせず使い続けたら気づかないうちに痛みは無くなっていました。足が痛いことが気になる場合は、座るタイプのデスクと時間を分けて並行して使うことをおすすめします。

また、全く動かずに1時間立っているのもかなり辛いです。筆者の場合、長時間まったく動かないでいると、血液が脳に行かず、なんだか脚の方に溜まったような不快感があります。そのため、30分に1回は何かしらの運動をしています。※私は、座っているときでさえも1時間そのままの姿勢は無理なので、こまめに体を動かしています

なお、自由業の方や会社が社員の健康に積極的な場合、スタンディングデスクの導入は比較的スムーズです。しかし、そうでない場合は「お金をそっちに回せない」「元の机や不要になった椅子の置き場に困る」などの現実的な問題から、導入が難しい場合が多いようです。その場合は、「まず1台だけお願いします」と立ちデスクのメリットとともに提案したり、机の上に置くタイプのスタンディングデスクを使ってみるなどすると良いでしょう。

最後に、スタンディングデスクの快適さに慣れてしまうと、長時間座ることがかなり苦痛になります。筆者は、新幹線での2時間弱の移動でさえも、何度か立ちたくなります。飛行機とかはもう持久戦です。なんだか脚がムズムズしてきてしまうのです。

現在のスタンディングデスク利用状況

1年半スタンディングデスクを使ってみたけど、快適すぎてやはり手放せません。今では、色々な試行錯誤をした結果、仕事や勉強の能率を上げるためにタスクごとに机を変えるようになりました。

全神経を集中させたいときや、何か新しいものを作りたいときに、立って仕事をしています。

そこまで注意力を必要としない仕事や、リラックスしたいときに椅子に座ります。

筆者の場合、このようなデスクの使い分けで、1年半前と比較すると200％体感的な効率が上がりました。仕事や勉強にメリハリが付きましたし、何より肩こりなどの不調ゼロでできているのが幸せなことです。

以上、筆者がスタンディングデスクを1年半使ってみた感想や、使って分かったメリットやデメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたか？

ぜひ、あなたもスタンディングデスクを使ってみて、ポジティブな変化を実感してみてくださいね。