ゆるい運動

デスクバイクを1か月使ってみたレビュー

「時間が無いけど痩せたいし健康になりたい」

こんな贅沢でワガママな希望を叶えてくれたのは、デスクバイクでした。正直、最初の出費はかなり痛かったですが、使って1か月経った今となっては十分元が取れたと思っています。

デスクバイクは、仕事や勉強をしながら、知らず知らずのうちにカロリーを消費できる夢のようなツールです。

このページでは、筆者がフィットデスク(FitDesk)を1か月間使ってみた正直な感想を、メリット・デメリットお伝えしています。

筆者がデスクバイク購入に至った経緯

あざらし

はじめに、筆者は、1日8時間以上座って仕事や勉強を1年半続けた結果、体重は3㎏増え、体脂肪は全盛期とと比べると8%も上がりました。昔は筋肉質でしたが、今はどこからどう見ても「ただのアザラシ」です。

それに、運動不足と大好きなドーナツと甘いカフェラテのせいで悪玉コレステロールの数値が引っかかるという始末。20代にも関わらず、です。

このままではいけないと思いながらも、現実的にジムに通う時間も取れない。だからといって家の周りを走ろうにも、体脂肪を減らす運動である有酸素運動にはまとまった時間が必要。まとまった時間は無い。

ここで「有酸素運動をしながら仕事ができないか?」と思い立ち、調べてみたところデスクバイクの存在を知りました。何万円もするものですので、買うのに1か月弱迷いました。しかし、1か月後も当然ながら筆者はデブのままだったので、一念発起しデスクバイク購入に至りました。

フィットデスクが我が家にやってきた

フィットデスク

筆者が選んだのは、FitDeskというデスクバイクです。Amazonで口コミを調べ、ユーザーの実際の使用感や故障の際のサポートなど総合的に判断。また、使うにあたって電源が要らず、アームレストがあるということにメリットを感じ、フィットデスクを選びました。

筆者がフィットデスクを買ったときは、通常価格から1万円ほど値引きされていたので「買うなら今だ!」と思えたのもこれを選んだ理由の1つです。

組み立て

機械を組み立てるのが得意な友人にお願いしたら、なんと20分で完成させてくれました。筆者だったら倍くらい時間がかかっていたと思います。

1か月使ってみて分かったこと

届いてから3週間くらいは毎日1時間ほど、ここ1週間はダイエットチャレンジで毎日4-5時間のペースでながら運動をしています。1か月間仕事や勉強で使ってみて、仕事の能率などの使用感が分かってきました。ここでは、フィットデスクのメリット・デメリットをポイントで紹介しています。

メリット

フィットデスクのアームレスト

  • パソコン(13.3インチ)+マウス+スマホ(約5インチ)が十分置ける広さの机がある
  • デスク表面がラバー素材で、置いたものが滑らない
  • 漕ぐ音はとても静か
  • 腕の疲労軽減にアームレストが効く
  • 低負荷~高負荷での運動が可能
  • サドルがアメリカンサイズなのでお尻が痛くなりにくい
  • デスクとサドルの距離感や角度が計算されていて、姿勢良くバイクが漕げる

筆者はhp 360 spectre(13.3″)、Logicoolのマウス、HUAWEIのスマホを机に置いて作業していますが、それらがちょうどフィットするサイズ感でちょうどいい机です。また、机に傾きがありますが、表面が滑らないようになっているため、ノープロブレム。

また、長時間バイクを漕ぐとなると、良い姿勢で作業できるかや、座っていて痛くないかが重要です。フィットデスクは、ジャンボサイズのサドルが地面と平行に位置していて、デスクも絶妙な傾きがあり、フカフカのアームレストまで付いているので、長時間漕いでもお尻が痛くなりにくいです。

デメリット

  • デスク中央の小物入れ部分の膨らみが邪魔
  • 15インチ以上のPCをお使いの場合はデスクが小さいかも
  • 1時間以上座り続けるとお尻が痛い
  • アメリカンサイズなので小柄な人には大きすぎる
  • デスクバイクでは緻密な作業はできない

フィットデスクはデスクの真ん中に小物入れがあり、かつこれが立ち上がってブックスタンドになるように設計されています。

フィットデスクの机

写真では分かりにくいですが、この中央がちょうど膨らんでいるためPCを置くとガタガタしてしまうのが最大のデメリット。筆者は、家具用の耐震シールを2枚貼って解決しましたので、まあ良しとしています。

フィットデスクの机の膨らみ

また、フィットデスクの机のサイズを考えると、15インチだと手狭になるかと思います。その場合、通販で拡張デスク付きのモデルが売っているので、そちらを使ってみるのも良いかもしれません。

これはデスクバイク全般のデメリットにはなりますが、長時間座り続けているとお尻が痛くなります。これは仕方がないことですので、私は1時間に1回降りて軽く体を動かすなどしています。

最後に、これもデスクバイク全般に言えるデメリットにはなりますが、イラストやコードを書いたりなどの全神経を集中させなければいけない作業は、デスクバイクには向いていません。筆者の場合、細かい作業のときはスタンディングデスクに移動します。(基本、座りません。)

デスクバイクは価格は高いが、結果的に安く済みコスパが良い

私はフィットデスクを43,662円で購入しました。値段だけ見たら、確かに高いです。しかし、都市部の民間のジムに通うと1か月10,000円前後します。ジムに通うとフィットデスク4~5か月分のコストがかかります。

家や職場にデスクバイクがあると、ジムに通う時間・交通費・ジムの入会費・月会費が浮くのはもちろん、運動する時間自体も浮かすことが可能になるのです!こう考えると、かなり安い買い物です。

「忙しいけど健康になりたい、痩せたい」と思っているあなた。ぜひ、デスクバイクを仕事や勉強に取り入れてみてはいかがでしょうか?

P.S.ただいまデスクバイクで1か月-4㎏ダイエット実践中。現時点で、1週間で1.5㎏体脂肪を減らすことに成功しています。デブは痩せろ!漕げ!と自分に甘い鞭を打ち(ながら運動ですから全くきつくありません)目標達成に向け、突っ走ります!