コンビニで買える便利なヘルシー食材のサラダチキンですが、市販品は特別安いわけでは無く、毎日のように買っているととても高くついてしまいます。
そんなときは、鶏むね肉と塩を用意して、チャチャっとサラダチキンを自作してみましょう。ジップロックに味付けした鶏むね肉を入れ、レンジ加熱するだけですので泣けるほど簡単。それに、市販品にありがちな鶏臭さも気になりません。
ここでは、かんたん4ステップで激安にサラダチキンを自作する方法や、筆者が作ってみて失敗してしまった箇所もまとめています。さあ、見ていきましょう。
目次
材料と用意するツール
- 鶏むね肉 1枚
- 食塩 大さじ1弱(4g程度)
- 100度まで耐熱のビニールバッグ
- 電子レンジ
ビニールバッグは、必ず100度まで対応できる耐熱のものを使いましょう。ちなみに筆者は、ジップロックを愛用しています。
1.味付け
ビニールバッグに鶏むね肉と食塩を入れ、軽く揉みこみます。
+αのアレンジ
お好みで、以下のような調味料や薬味を加えると、風味が付いてより美味しくなります。食塩だけでもシンプルなサラダチキンが作れるので、入れなくても問題ありません。
- レモン汁 大さじ2杯
- しょうがペースト 大さじ2杯
- きざみ玉ねぎ 大さじ3
- にんにくパウダー 大さじ1
「今回はレモン汁を入れて爽やかに、今度つくるときはにんにくパウダーでガツンと」のように、毎回違う味を試してみるのも楽しいですよ。
2.30分放置(飛ばしてもOK)
空気ができるだけ入らないようにビニールバッグの口を閉じます。次に、鶏むね肉に付けた味を馴染ませるために、30分常温で放置。
何時間か漬け置きしておく場合は、冷蔵庫に入れましょう。なお、急いでいる場合は、このステップは飛ばしても大丈夫です。
3.レンジで加熱
レンジ加熱する前に、ビニールバッグの口を半分開けます。密封したまま加熱したり、空気が通る箇所が少ないと、袋が爆発します。
ビニールバッグの口を開けたら、500Wの電子レンジで3分半~4分半加熱。合計の加熱時間は、鶏肉の厚み・温度・電子レンジの癖などで多少変わりますので、少し面倒ではありますが、必ず以下のように分けて加熱するようにしましょう。
1回目→2分間加熱
2回目→上下ひっくり返して1分半加熱
3回目以降→30秒づつ様子を見ながら加熱
参考:筆者の失敗
恥ずかしながら、筆者は、サラダチキンを自作する際に色々な失敗をしてきました。今思えば、馬鹿らしい失敗ばかりです。ここでは、あなたが同じ失敗をしなくても良いように、筆者が何が原因でどんな失敗をしたのかまとめています。
- 電子レンジで4分半、ノンストップで鶏むね肉を加熱
- ジップロックの口を3分の1しか開けなかった
→100度耐熱ジップロックが熱で溶けた
→レンジ加熱中にジップロックの中で熱い空気が逃げきれず、パンパンになり爆発寸前に
料理サイトで、よくレンジ加熱でできる自作サラダチキンのレシピが紹介されていますよね。筆者も、最初はその1つを参考に作ってみました。
そのときに、自分の電子レンジのクセや鶏肉自体の温度など全く気にせずに、トータル4分半の加熱を一気にやってしまったのです。そうしたら、鶏肉の一部分が加熱されすぎて、耐熱100度のジップロックが溶けてしまいました。
また「ジップロックの口は3分の1くらい開けておけば大丈夫か」と思っていたら、爆発寸前に。
とうぜんながら、上のような失敗は、ビニールバッグの口を半分はきちんと開けて、何度か分けて加熱することで防ぐことができます。
特に何度か分けて、熱の通りぐあいを見ながら加熱するのは少し面倒ですが…。失敗を防ぐために、必ずやることをおすすめします。
4.余熱で蒸らす(飛ばしてもOK)
鶏むね肉が完全に加熱されたら、あら熱が取れるまでそのままビニールバッグの中に入れて放置します。電子レンジから取り出し、金属のプレートのような場所に置いておくと早く冷めます。
食べやすい温度に冷めたら、完成!
なお、時間が無かったり早く食べたいときは、このプロセスは飛ばしても大丈夫です。
自作サラダチキンはこんなに激安
以下、サラダチキンを自分とコンビニサラダチキンの100gあたりの値段を比較したものです。自作すると、ファミマのものより約66%安上がりで調達できます。
自作 | 65円 |
---|---|
ローソン | 194円 |
セブンイレブン | 171円 |
ファミマ | 217円 |
このように、激安価格で作れるので、増量中の人や成長期のお子さんなどのたんぱく質が必要な人は特に嬉しいですよね。