ゆるい運動

スタンディングデスク自作で仕事能率200%UP!腰痛・首痛も改善

スタンディングデスクを導入したいと思った時、2つの問題が浮き上がります。

1つは、市販品は価格が高く、手が出しにくいということ。2つめは、本当にスタンディングデスクが自分に合っているのかわからないということ。

これらの問題を解決する策として、スタンディングデスクを自作してみて、使い心地を試してみることをおすすめしています。

ここでは、1年半試行錯誤してきた中で一番上手くいった自作スタンディングデスクや、その他の自作アイデアを共有。最後に、避けた方が良い自作の方法も解説していますので、ぜひご覧ください!

筆者の自作スタンディングデスク

自作スタンディングデスク

これが、実際に筆者が現在使っているスタンディングデスクです。机が安定していて、筆者の身長に合いストレスフリーで作業ができています。

現在、スタンディングデスクを自作する方法はごまんとありますが、実際のところは、その中で本当に使いやすいものは限られています。方法は色々ありますが、以下の3つのポイントを必ず満たすスタンディングデスクを自作しましょう。

  • あなたが作業しやすい高さに机が調節できる
  • キーボードやマウス等の周辺機器も、机上で問題なく使うことができる
  • グラつかず安全である

スタンディングデスクは、あなたに合った高さで使われたときに本領を発揮しますので、あなたに最適な机の高さに調節できるものであるべきです。また、机として普通に機能するだけの面積が要ります。さらに、大事なPC等の機械が落ちないような安定性があることも重要ポイント。

ネット上では、洗濯カゴや発泡スチロールブロックを「ただ積むだけ」のスタンディングデスクが紹介されていますが、これらはおすすめしません。机としての安定性に欠け、キーボードやマウス等が使いにくいからです。

上の写真を見て頂くと分かる通り、筆者の自作スタンディングデスクは普通の学習机の上に安定した木の長椅子をかませて底上げしています。そのため、作業スペースも十分確保できるし、机自体もグラつかず安定しています。

避けた方が良い自作方法

いくら安く済んだとしても、スタンディングデスクを自作する際に避けた方が良い方法が2つあります。筆者の経験則も踏まえ、解説していきます。

ただ積むだけ

積むだけ

冒頭でもお話ししましたが、洗濯カゴ・段ボール・発砲スチロールブロック等を積んでスタンディングデスクを作ることはおすすめしません。安くは済みますが、机としてうまく機能しないためです。

ただ積むだけだと、特にノートパソコンを使う場合は、手首を不自然に上げる格好になりキーボードがかなり打ちにくいです。それに、逆に姿勢が悪くなり体に悪いです。さらに、マウスを置く位置が限られてしまったり、マウスを動かすために余分な動作をする羽目になるので、非常に効率が悪いです。

DIYにいきなりチャレンジすること

DIY

スタンディングデスクの自作方法を調べてみると、以下のようなものがありました。

  • 塩ビ管を机の脚に被せ脚自体を延長する
  • IKEAで机を購入し、棚板を側面に付けたものを既存の机の上に設置する
  • IKEAで天板のみ購入し、カラーボックスを積み作る

これらは、すべて素材を切ったりくっつけたりするといった作業が発生します。そのため、DIYを今までしたことが無い人や、パーツを平行に留める自信が無い人にはおすすめしません。

例えば、留める位置が左右数ミリずれるだけで、机全体が傾きガタガタになる原因になります。また、仮にうまくいったとしても、時間をかけて作った割に完成度が低いといった事態にもなりかねません。

手先が器用だったり、時間に余裕があったりする人はDIYに挑戦してみても良いですが、それ以外の(筆者のような)人はDIYを避けた方が賢明です。

今は一丁前に「避けた方が良い」自作方法を解説している筆者ですが、以前は「安く作りたい」という一心で色々な失敗をしてきました。次章では、筆者のスタンディングデスク歴も兼ねて、成功例と失敗例もひっくるめて感想をご紹介していきます。

スタンディングデスク歴

私のスタンディングデスク歴は1年半です。最初は、普通の机の天板に段ボールを積んだだけのものを使っていました。やはり、それでは不十分であったので、色々試してみて現在に至ります。

机の上に段ボールを積んだだけ

狭いオフィスで狭い机で仕事をしていました。デスクの大きさは中学校の机と同じくらいでしょうか。椅子の高さも体格に合わず、ひどい腰痛と肩こりがありました。それを改善するために、2リットルペットボトルの段ボールを2段重ね、スタンディングデスクを自作するという荒業に出ました。

当然ながら、ただの段ボールでは机にならず。タイピングをするたびガタガタ揺れ、マウスは使うたびに元の机の位置まで手を伸ばさなければなりませんでした。とは言っても、いちおう立位で仕事はできたので、腰痛は良くはなりました。

まあ、ただ段ボールで積むだけデスクをきっかけに「スタンディングデスクって良いじゃないか!」と知ることができたので、無駄ではありませんでしたが、もう二度とやりませんね…。

昇降式デスク

会社の共有スペースに昇降式デスクが導入されました。しかし、筆者と同様にスタンディングデスクを使いたい人が多く、安定的に使うことができず。ですので、その間も、先ほどの段ボールスタンディングデスクを常用していました。

やはり、会社の場合は、個人が使いたい時に使えるような数を導入するのがベストですね。

暫く経って、ランダムに個人にスタンディングデスクが割り当てられました。運の悪いことに、筆者は使えず。

底上げ学習机

自宅で仕事をすることになったため、スタンディングデスクを自作することになりました。

最初は、3連カラーボックスを横にしたものを机の脚にかませていましたが、微妙に高さが合わず。そこで試しに長机に変えてみたら、上手くフィットしたのでそのまま使い続け、現在に至ります。

以上、スタンディングデスク自作について筆者の知識を全てお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

ぜひ、ここでご紹介したことを活用してスタンディングデスクを自作し、立って仕事することの素晴らしさを実感してみてくださいね。