「スタンディングデスクを導入したけど、慣れていなくて足が痛い!」というあなた。
ズバリ言うと、立っている姿勢と重心が足が痛い理由です。
ここでは、具体的にどんな大勢がスタンディングデスクの足の痛みの原因になっているのかや、痛みを解消したり和らげる方法を解説しています。
さあ、痛みゼロで快適なスタンディングデスク生活を楽しみましょう!
目次
足が痛い三大原因
冒頭でもお話した通り、立ちデスクで足が痛くなる本質的な原因は「姿勢」と「重心」です。姿勢が悪かったり重心が偏ったりすると、体の一部に負担がかかりすぎてしまい、それが痛みとなって出てしまうのです。
立位の体を支えるだけの筋肉が無い
普段、座っている時間が長い人は、そもそも長時間立位の姿勢を保てるだけの筋肉が退化してしまっている可能性があります。例えば、お腹の筋肉をほとんど使わずに立っていると、その分の負荷が腰部分に流れて、腰に無駄な負担がかかります。これが続くと、腰痛やぎっくり腰になってしまうのです。
残念なことに、筋肉は1か月やそこらでは付きません。日々美しい姿勢で立つことや腹筋を使うことを意識したりすることで、少しづつ改善されていきます。また、時間を決めて座るタイプのデスクと交互に使ったりして、徐々に体を慣らしていくのも良いでしょう。
重心が悪く足の一部に負担がかかっている
体重を片足だけにかけたり、前重心や後ろ重心だと、足の裏の一部にピンポイントで無駄な負荷がかかります。体重がかかっているとことは血流も流れにくく、痛みを感じる原因になります。
基本的には、左右の足に均等に体重をかけ、頭のてっぺんから真上に糸で吊られているようなイメージで真っすぐ立つように心がけましょう。そうすることで体重が分散して、足が痛くなりにくいです。
机の高さが合っていない
机の高さが低すぎたり高すぎたりすると、必然的に姿勢や重心が悪くなってしまいます。
スタンディングデスクは、以下の3条件で使うのが理想とされています。
- 肘が90度に曲がること
- モニターから目まで50㎝は離れていること
- モニターが上方向に20度の傾斜があること
例えば机が中途半端に低いと、腰と首を曲げないとモニターが見にくいという状況になります。そうなると、脊髄や腰椎に無駄な負担がかかってしまい、腰回りの障害の原因になってしまいます。また、ストレートネックで入院といった事態にもなりかねません。
一度、今使っているスタンディングデスクの高さが本当に自分に合っているのか、チェックしてみましょう。
スタンディングデスクを足の痛み無しで使う方法
基本的には重心を体の中央に置き、真っすぐな姿勢を保つことがポイントですが、少し動きを入れることでさらに痛みを和らげることができます。
おすすめは、30分に1回タイマーをセットしておき、1分間体を動かすようにする方法です。非効率的かと思いきや、逆に仕事にメリハリが出て能率が上がるのでおすすめです。
- 重心をわざと左右にずらす
- 脚を前後に入れ替える運動をする
- その場でスクワット15回
- 足踏み
- つまさき立ち20回
- ひざまわし
- 手足をブラブラ振る
- 前屈・後屈
このような運動をすることで、足の血流を促したり、足の重心の負担を一時的に和らげることが可能。こまめに動くと免疫力の低下が防げたり、心筋梗塞などの病気を予防することもできるので悪いこと無しです。できる範囲で、今日からやってみましょう。
痛みを和らげるグッズ
前章でお話した、こまめに動いて足が痛いのを解消すること市販グッズを組み合わせると、より効果的に足の痛みを和らげることができます。
マット
ヨガマットやキッチンマットなどは、ふかふかで足の裏のクッション材になってくれます。補助的に使うと良いでしょう。
ウォーキングシューズ
デザイン性を重視したもの・安いもの・マラソン用のものなどよりかは、ミズノやアシックスなどのウォーキングシューズをおすすめします。ソールが厚くクッション性に優れていて、適正価格で販売されていることが多いことが理由です。
ステップマシン
ステップマシンが足元にあると、とてもスムーズに運動をすることができます。また、エアロバイクなどと比較するとかなり安い値段で買えますし、場所もあまり取らないので便利です。
以上、スタンディングデスクで足が痛い原因と改善方法についてお話してきましたが、いかがでしたか?今日から「姿勢」と「重心」に気を付けて、気持ちよくスタンディングデスク生活を送っていきましょう!
画像引用
https://www.wired.com/images_blogs/wiredscience/2012/09/mf-standing-deskb_f.jpg