サラダチキン

サラダチキンの作り方4パターン

当然の話にはなりますが、実はサラダチキンは作り方次第で味や所要時間がかなり違います。

「とにかく早く作って食べたい」
「レストランみたいにしっとりとして柔らかい最高に美味しいサラダチキンが食べたい」
「できるだけ実働時間を少なく作りたい」

色々あなたの希望があると思います。

この記事をさらっと読むことで、サラダチキンの作り方4パターン(炊飯器・蒸らし煮・弱火煮・電子レンジ)のメリット・デメリットが分かり、ベストなサラダチキンの作り方を知ることができます。

それぞれの作り方は、サラチキちゃんが実際に試して味や調理時間をチェックしているので、安心してくださいね。

サラダチキンの作り方4パターン

前述の通り、サラダチキンの作り方には、主に炊飯器で加熱・蒸らし煮・ジップロック煮・電子レンジの4種類あります。

それではさっそく、それぞれのざっくりした作り方・デメリットとメリットを踏まえておすすめする場合を見ていきましょう!

電子レンジ【オススメ度★☆☆☆☆】

「とにかく今すぐサラダチキンを作って食べたい」という場合に便利なのが、電子レンジ加熱。耐熱ジップロック1枚と鶏むね肉さえあればすぐできるし、洗い物もとても少なく済むので便利です。

  1. 耐熱ジップロックの中に鶏むね肉と調味料を入れ、軽く揉みこむ
  2. 水を大さじ1入れる
  3. 耐熱ジップロックの口を1㎝程度空け、500W電子レンジで4分加熱
  4. 様子を見ながら20秒づつ加熱。中心部を触ってみて弾力があれば完成

なぜ一番簡単で早くできるのにおすすめしないのか?

それは、電子レンジで食べ物を加熱すること自体があまり体に良くないからです。電子レンジでたんぱく質を加熱すると、たんぱく質が人体に吸収できない形に変性してしまい、代謝できなくなります。

言わずもがな、あなたは良質なタンパク質を摂取するためにサラダチキンを食べようとしているのだと思います。ここで電子レンジを使ってしまったら本末転倒ですから、本当に急ぎで食べることを優先しない限り電子レンジの調理は控えた方が良いです。

ジップロックに入れ煮る【オススメ度★★☆☆☆】

「今すぐサラダチキンを作りたい」「色々な味を一気に作り置きしておきたい」という人に一番向いている作り方。

鶏肉を最初に5分間だけ弱火で加熱しますが、その後は放置しておくだけなので手間いらずです。

  1. 耐熱ジップロックの中に鶏むね肉と調味料を入れ、軽く揉みこむ(できたら冷蔵庫の中で半日置く)
  2. 鶏むね肉が浸かるくらいの水を鍋で沸かし、1.を入れる
  3. 鍋に蓋をして弱火で5分加熱した後、火を止め20分放置

注意点としては、一つの鍋に鶏肉を入れすぎないことと、できるだけ大き目で分厚い鍋を使うこと。そうすることで、火が通る前に水温が下がるのを防いだり、ジップロックが直接なべ底に付いて溶ける事故を防ぐことができます。

蒸らし煮【オススメ度★★★☆☆】

今すぐ食べたい!という人におすすめです。

  1. ビニール袋の中に鶏むね肉と調味料を入れ、軽く揉みこむ
  2. できたら30分~1時間くらい冷蔵庫から出して常温にしておく
  3. 2.の汁ごと鍋に入れ、水を大さじ1杯足し中火にかける
  4. 沸騰したら蓋をして弱火で7分加熱
  5. 鶏肉を上下ひっくり返し、蓋をして7分加熱

ジップロックを直火で使わないので「袋が溶けるんじゃないか?」といった心配をしなくて済むのが良いです。また、作ろうと思い立ってから最短15分以内でできるので「お腹空いた今すぐ食べたい」というスーパーお急ぎの人にも便利です。

炊飯器で加熱【オススメ度★★★★★】

「しっとり柔らかいサラダチキンを手間なく作って食べたい」場合に一番おすすめ!家で作る作り方の中で、一番美味しくできます。

デメリットとしては、低温調理なので熱が通るまで時間がかかり、すぐ食べられないこと。しかし、加熱は炊飯器任せで実働時間はかなり短いので、前もって作っておくことができれば最高の作り方になります。

  1. 耐熱ジップロックの中に鶏むね肉と調味料を入れ、軽く揉みこみ冷蔵庫の中で半日置く
  2. 熱湯と一緒に1.のジップロックを炊飯器の中に入れ、保温モードで1時間放置

電子レンジや蒸らし煮でつくる方法は、熱を加えすぎると鶏肉がゴムみたいに固くなり失敗するリスクがあります。しかし、この炊飯器で加熱する方法は、炊飯器が自動で温度が高くならないように調節してくれますので、失敗する余地が無い(笑)です。

誰が作っても確実にカンタンで美味しくできるので、炊飯器が一番!

それぞれの作り方の所要時間を比較すると…。

できるだけ時短でできる順に比べると、こうなります。

電子レンジ>蒸らし煮>ジップロック煮>炊飯器

あなたももうお気づきかもしれませんが、時間がかかる作り方ほど美味しく作ることができます

肉は、60~70度くらいの低温調理でじっくり熱を加えると、柔らかく仕上がります。ローストビーフと要領は同じ。いっぽうで、短い時間でいきなり加熱したものは、肉の食感が固くなってしまいます。焼きすぎた肉はキュッと縮んでいて、噛むとゴムみたいな食感がするのはこのためです。

だから、余裕をもってつくる時間があれば、何倍もそちらの方が美味しいのでおすすめなのです。

炊飯器 is BEST!!!

基本のサラダチキンレシピ

以上、4種類のサラダチキンの作り方を見てきましたが、いかがでしたか?

まあ、どの作り方も実働時間としては短く、かなり簡単です。ぜひ、あなたの好みの作り方でサクッと作ってみてくださいね。

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